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GW-USMicroN のソフトウェアアクセスポイント機能

PLANEX GW-USMicroN のソフトウェアアクセスポイント機能を試してみました。

PLANEX 11n Draft2.0/g/b対応 無線LAN 小型USBアダプタ (WPSボタン) GW-USMicroN
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GW-USMicroN の特徴を簡単に。IEEE802.11n Draft 2.0に対応(最大で 150 Mbps)している超小型の無線LANアダプタです。無線 LAN クライアントのほかに、ソフトウェアアクセスポイント機能により、無線 LAN 親機としても動作します。

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GW-USMicroN を使って、試そうとしていることは、WiMAX 接続をインターネット接続の共有にして、無線 LAN で接続している iPod touch でインターネット接続を利用してみようということです。

これまで、手持ちの無線 LAN アクセスポイント機器でも試していますが、GW-USMicroN のソフトウェアアクセスポイントによって外見がシンプルになります。

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これに使用する PC は、このブログではもうおなじみの KOJINSHA SA5KL08A。500 MHz の CPU、1 GB に拡張したメインメモリーを搭載しています。

まずは、GW-USMicroN のソフトウェアをインストールします。付属 CD-ROM を使用します。自動でインストーラーが起動し、インストールを開始しましたが、これがうまくいきませんでした。SA5KL08A に標準搭載されている無線 LAN アダプターの影響ではないかと、わたしは思っています。

PLANEX の Web サイト http://www.planex.co.jp/ で、最新ソフトウェアが公開されていましたので、こちらダウンロードして実行しました。途中、正常に動作しないかもしれませんというようなワーニングメッセージが表示されましたが、インストールは完了しました。

GW-USMicroN のユーティリティでアクセスポイントモードに切り替え、SSID やセキュリティの設定をして、WiMAX 接続をインターネット接続の共有にして、ウイルスセキュリティのファイアウォールの設定を確認して、iPod touch の無線 LAN 接続の設定をして、このような手順で iPod touch でインターネットへの接続ができました。

アクセスポイントモードに切り替えると、自動で ICS(インターネット接続の共有)が設定されるようですが、DHCP がうまく働かなかったようなので、手動で設定をやり直しました。後日、もう一度確認してみようと思います。

SA5KL08A の CPU 使用率は最低でも 20 %前後で、常に CPU 負荷がかかっているようです。また、手持ちの無線 LAN アクセスポイントを使ったときよりもスピードがワンテンポ遅いと感じられました。PC ソフトウェアのアクセスポイントですから PC の性能によるところもあって当然・・・。

きょうの通勤時、この新しい構成を屋外でも試して、みてうまくいきました。

と、ここであることに気がつきました。SA5KL08A 標準の無線 LAN 接続設定がなくなっていること。

一応、その復旧ができるのか確認のため、GW-USMicroN ソフトウェアをアンインストールして再起動しました。ハードウェアのインストールがはじまり、もとの状態に戻ったようです。

SA5KL08A 標準の無線 LAN アダプターを有効な状態のままにして、GW-USMicroN ソフトウェアを再インストールすると、今度は、両方の無線 LAN アダプターを認識しながら進行していきます。

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 (2011.08.28 21:00)