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SC3WX06AS に WiMAX 端末などをセットアップ

5 月 3 日に KOJINSHA SC3WX06AS が届きました。その日は、ウイルスセキュリティのインストールと、Windows Update を実施したところで終了でした。

ウイルスセキュリティは、 以前の PC で使用していたライセンスを利用します。ソースネクストの Web 上で以前のパソコンの登録を削除して、新しい PC にインストール後に再登録します。

SC3WX06AS の HDD 容量は 60 GB。パーティションは C ドライブと D ドライブの2つ。以前、このブログでも投稿しましたが、何年も使っているとソフトウェアの追加やアップデートの繰り返しで C ドライブのディスクの空きがなくなっていきます。空きがなくなった時点でリカバリによるパーティションの変更作業は、特にそのあとのソフトウェアの再インストールと再アップデートが面倒です。

ということで、あらかじめリカバリで C ドライブのみとしました。

あと SC3WX06AS には、WiMAX データ通信カード UD01NA と Wi-Fi アダプタ GW-USMicroN のソフトウェアアクセスポイント機能を設定するだけです。これらはすでに前の機種 KOJINSHA SA5KL08A で設定の経験済みです。記事投稿もしてきました。

UD01NA を USB 端子に差し込むと自動的にインストーラーが起動します。あとはインストーラーに従ってインストールを進めていきます。UD01NA には最新アップデートが存在しますので、インストール終了後にこれを適用します。デフォルトでは自動でアップデートをインストールするようになっています。

GW-USMicroN は、WiMAX 接続をインターネット接続の共有に設定して、GW-USMicroN のソフトウェアアクセスポイント機能を利用して、 iPod touch の Wi-Fi でインターネット接続を試してみるために購入したものです。

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GW-USMicroN は、802.11n Draft2.0 に対応していますが、最大 150 Mbps までとなっています。

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SC3WX06AS について、1 日経った現時点でのわたしの感想を書いてみます。

SC3WX06AS は、バイブルサイズのシステム手帳サイズにかなり近いです。質量は約 798 g で PC としてはかなり軽いほうです。

起動すると、Windows XP のタスクトレイにずらりとアイコンが並んでいます。有線 LAN、内臓カメラ、サイレントモードなどのオン・オフのスイッチなども含まれています。カタログ上では標準バッテリーだと約 3.1 時間となっていますので、これらのスイッチでほんのちょっとでしょうが省電力コントロールできそうです。

インテル Atom プロセッサ搭載で、クロックは 1.33 GHz。サイレントモードをオンにすると、コントロールパネルのシステム表示では 798 MHz の動作になるようです。サイレントモード・オフでも、わたしの感覚では静かなほうと感じますが、サイレントモード・オンにするとさらに静かです。ファンの音がほとんど感じられません。

液晶は 7 型で 1,024 × 600 ドット標準表示。このサイズだと文字が非常に小さい。けれどもきっちり可読できます。タッチパネル対応のためか、ぎらぎら感というか、ちらちら感というか、ざらざら感というか、ちょっとした違和感が感じられます。人によっては気になる点かもしれません。

画面表示が、 90 度、180 度、270 度に回転できるようになっています。手動ですが・・・。たて表示にすると電子ブック的な利用に適しそうです。

キーボードは、わたしの指の大きさではかなり厳しいといえます。小さい。文章などの入力は無理そうです。ログインの入力ぐらいまででしょう。ビューアとしての用途に限定したほうがよさそうです。

総合的には、おもしろい・興味深いミニ PC と感じています。そして、1・2年後のこのようなミニ PC などのモバイルデジタル機器 がますます楽しみにも感じられます。

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 (2011.08.28 21:00)