2009年10月7日(水)に2級販売士検定試験が実施され、予定通り受検しました。
日本商工会議所が実施する検定試験のひとつで、「販売士は流通業で唯一の公的資格」とされています。
販売士検定の試験科目は5科目です。
- 小売業の類型
- マーチャンダイジング
- ストアオペレーション
- マーケティング
- 販売・経営管理
2級試験の試験時間は、前半80分が「小売業の類型」、「マーチャンダイジング」の2科目。休憩20分をはさんで、後半120分が「ストアオペレーション」、「マーケティング」、「販売・経営管理」の3科目となっています。
試験問題は、それぞれの科目につき10問で、合計50問出題されます。
なお、指定された講習会の受講により「販売・経営管理」科目試験が免除される制度もあります。
合格基準は、全科目の平均点が70点以上であることと、50点未満の科目がないこと、が条件となっています。
わたしは、小売業に従事している者ではないのですが、「マーチャンダイジング」などではITに関するスキルが、また、「販売・経営管理」などでは法律、経営といったようなスキルが活かせます。そのほか、ビジネスやマネジメントといったようなスキルも活かせます。
「小売業の類型」では、小売業の役割や、日本国内のみならず海外における小売業の形態と運営など、そして、課題と方向性などを学習します。現在の不景気の状況においては、小売の動向にも注目が集まっていますが、その認識を深めることができたように思います。
今回の試験の成績と結果は、2009年11月20日(金)に発送予定となっています。
ちなみに、Google 検索で「販売士 解答速報」というような検索をすると、株式会社パワーステーションが作成した模範解答速報例と、ユーキャンの解答速報をみることができました。なお、どちらも独自に作成されたもので、公式の解答ではありません。
両方の解答速報で、それぞれ答え合わせをしてみました。そして、単純に1マークあたり2点で配点してみると、合格基準の条件は満たしていそうです。合計点は、パワーステーションの解答速報では 446 点、ユーキャンの解答速報では 442 点でした。