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情報通信技術関係、金融関係、会計関係、法律関係のそれぞれの分野の中級程度のスキルレベルの資格試験合格を目指し、維持していこうと思います。

2009年12月アーカイブ

2009年11月15日(日)に第123回日商簿記検定2級試験を受検しました。

日商簿記検定試験(第123回)2級を受検

日商簿記2級 わたしの学習方法

の記事で、このときの試験の様子を投稿しています。

試験終了後の予想得点は、70点ぎりぎり。それでも合格できれば・・・という思いでした。

 

そして、この試験の成績票がきょう届きました。とても気になっていた試験結果は、「合格」でした。

 

成績をみてみると、合計100点満点中、80点でした。

設問1 12 / 20 点。

設問2 20 / 20 点。

設問3 12 / 20 点。

設問4 20 / 20 点。

設問5 16 / 20 点。

 

原価計算を含む工業簿記の学習に力が入っていましたので、試験本番では、 設問5 →設問4 →設問2 →設問1→設問3 の順番で解答を進めていきました。工業簿記→商業簿記の順番で、得点に自信のある設問からの順番で進めました。

設問5 については、いくつかのスクールがウェブ上で公開している解答速報と、自分で計算用紙に書き込んだ部分とを照合して、同じだったようなので 20 点と予想していたのですが、いくつか違っていたところがあったようです。製品Tは半製品で外部販売のため倉庫に保管、というのは、これまでになかった出題だったと思います。計算途中でこの注に気がついて、正直あせりました。それでも、なんとか修正できたと思ったのですが、いくつか違っていたようです。

設問4 について、問2 の「部門別配布率を用いて・・・」と問3 の「(総括配布率)を用いて・・・」という出題にも、ちょっとあせりました。結果として正解できました。各補助部門の部費の合計欄をそれぞれ記入していなかったことが気がかりでしたが、採点には影響がなかったようです。

設問2 については、これまでの学習で問題演習を繰り返し行っていたところで、ミスさえしなければ高得点できると思っていた問題です。工業簿記の2つの問題でミスがあっても、この問題の得点でそれを補えればと考えましたので、そのこともあって慎重になり、ちょっと時間がかかってしまったようにも思えました。実際、ここまでのところで思っていたより時間がかかり、このあとの設問1 と設問3 では、時間がだいぶ気になってしまいました。そして、自分としてはミスしたくなかった箇所でミスを連発してしまいました。

設問1 では、まず、仕分けなしの判断でミスしてしまいました。これまでの学習で問題演習でも注意していた点で、ミスしたことがなかったのですが、本番でやってしまいました。もうひとつは、社債。満期で全額償還というもので、これについてもミスしてしまいました。

設問3 では、売上を求めるのに繰越内部利益は計算できていたのに、仕入で未達事項の発送商品を考慮しなかったという痛恨のミス。繰越利益剰余金のところも直前まで学習していて得点につなげたいと思っていたところでしたが、間違ってしまいました。

 

残念な点もありましたが、そもそも 100 点満点を目指した学習ではなく、合格レベルに達することを目標にしていましたので、満足していますし、貴重な経験とも思っています。

 

ちなみに、いくつかのスクールのウェブ上では、解答速報のほかに、解答速報会の動画も公開されていて、試験受検後は、この動画を見まくりました。だいぶ以前の試験回からこのような動画が公開されてることを知っていましたが、その内容はその回の試験問題を知っている、つまり受検者でないとわからないものです。今回は、わたしもその受検者で、解答速報会の動画の内容が理解できる立場で視聴できたことにも満足しています。

 

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 (2011.08.28 21:00)