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情報通信技術関係、金融関係、会計関係、法律関係のそれぞれの分野の中級程度のスキルレベルの資格試験合格を目指し、維持していこうと思います。

簿記検定の最近のブログ記事

2009年11月15日(日)に第123回日商簿記検定2級試験を受検しました。

日商簿記検定試験(第123回)2級を受検

日商簿記2級 わたしの学習方法

の記事で、このときの試験の様子を投稿しています。

試験終了後の予想得点は、70点ぎりぎり。それでも合格できれば・・・という思いでした。

 

そして、この試験の成績票がきょう届きました。とても気になっていた試験結果は、「合格」でした。

 

成績をみてみると、合計100点満点中、80点でした。

設問1 12 / 20 点。

設問2 20 / 20 点。

設問3 12 / 20 点。

設問4 20 / 20 点。

設問5 16 / 20 点。

 

原価計算を含む工業簿記の学習に力が入っていましたので、試験本番では、 設問5 →設問4 →設問2 →設問1→設問3 の順番で解答を進めていきました。工業簿記→商業簿記の順番で、得点に自信のある設問からの順番で進めました。

設問5 については、いくつかのスクールがウェブ上で公開している解答速報と、自分で計算用紙に書き込んだ部分とを照合して、同じだったようなので 20 点と予想していたのですが、いくつか違っていたところがあったようです。製品Tは半製品で外部販売のため倉庫に保管、というのは、これまでになかった出題だったと思います。計算途中でこの注に気がついて、正直あせりました。それでも、なんとか修正できたと思ったのですが、いくつか違っていたようです。

設問4 について、問2 の「部門別配布率を用いて・・・」と問3 の「(総括配布率)を用いて・・・」という出題にも、ちょっとあせりました。結果として正解できました。各補助部門の部費の合計欄をそれぞれ記入していなかったことが気がかりでしたが、採点には影響がなかったようです。

設問2 については、これまでの学習で問題演習を繰り返し行っていたところで、ミスさえしなければ高得点できると思っていた問題です。工業簿記の2つの問題でミスがあっても、この問題の得点でそれを補えればと考えましたので、そのこともあって慎重になり、ちょっと時間がかかってしまったようにも思えました。実際、ここまでのところで思っていたより時間がかかり、このあとの設問1 と設問3 では、時間がだいぶ気になってしまいました。そして、自分としてはミスしたくなかった箇所でミスを連発してしまいました。

設問1 では、まず、仕分けなしの判断でミスしてしまいました。これまでの学習で問題演習でも注意していた点で、ミスしたことがなかったのですが、本番でやってしまいました。もうひとつは、社債。満期で全額償還というもので、これについてもミスしてしまいました。

設問3 では、売上を求めるのに繰越内部利益は計算できていたのに、仕入で未達事項の発送商品を考慮しなかったという痛恨のミス。繰越利益剰余金のところも直前まで学習していて得点につなげたいと思っていたところでしたが、間違ってしまいました。

 

残念な点もありましたが、そもそも 100 点満点を目指した学習ではなく、合格レベルに達することを目標にしていましたので、満足していますし、貴重な経験とも思っています。

 

ちなみに、いくつかのスクールのウェブ上では、解答速報のほかに、解答速報会の動画も公開されていて、試験受検後は、この動画を見まくりました。だいぶ以前の試験回からこのような動画が公開されてることを知っていましたが、その内容はその回の試験問題を知っている、つまり受検者でないとわからないものです。今回は、わたしもその受検者で、解答速報会の動画の内容が理解できる立場で視聴できたことにも満足しています。

 

日商簿記2級 わたしの学習方法

2009年11月15日に日商簿記2級を受検しました。試験にむけて学習を始めたのが2009年5月。テキストと問題集を購入して独学です。わたしの学習方法を振り返ってみます。

購入したテキストと問題集は3冊。2級試験の範囲は幅広くなります。試験合格に必要最低限の知識が盛り込まれて解説されていることや、試験日までに3度はすべてを読みきれるボリュームであることに着目しました、学習費用を低価格に抑えるために、それぞれの価格にもこだわりました。

 

サクッとうかる日商2級商業簿記テキストAmazon.co.jp の商品詳細ページリンク)

サクッとうかる日商2級工業簿記テキストAmazon.co.jp の商品詳細ページリンク)

日商簿記2級問題演習(TAC出版 / 2008年) なお、最新刊は、

プラス8点のための問題演習 日商簿記2級Amazon.co.jp の商品詳細ページリンク)

 

このほか、資格の大原 http://www.o-hara.ac.jp/ にて無料で配布されている過去問題集も利用させていただきました。

 

今回購入したテキストと問題集は、どれもわかりやすく、解説が丁寧でした。繰り返して読み進めることによって、試験で満点まではいかないにしても、合格点には届きそうな感触でした。

 

約6ヶ月の試験準備期間の前半は、テキスト全体を数度読み込みました。後半は問題集中心としました。

学習をはじめた当初は、工業簿記への関心は薄かったのですが、徐々に原価計算への興味が強くなり、工業簿記の学習に力が入りました。

試験では満点をとるのは難しいことがわかっていましたので、工業簿記でできるだけ得点を稼いで、ぎりぎり合格を目指すことにしました。

 

問題演習と過去問題でわかったことが2点。1つのミスが得点において連鎖し、致命的となりやすいことと、試験時間2時間に対して試験問題全体のボリュームが大きいこと。この時間を気にすることによって、さらにミスを誘発します。この対策としては答練を繰り返すこととなりそうです。

わたしの場合、問題演習にかける時間が不足していると感じられました。そして、そのまま試験本番となりました。

試験本番での作戦は、工業簿記に力を入れていましたので、工業簿記の問題でミスを減らして高得点を目指して、商業簿記の問題で合格に必要な得点を補うことにしました。

本番での解答順は、工業簿記の問5、問4、商業簿記の問2、問1、最後に問3、としました。これまでの問題演習で比較的ミスが多かった商業簿記の問1と問3を後回しにすることにしました。

今回の試験本番では、工業簿記の問5、問4、商業簿記の問2で思ったよりも時間がかかったような感じがして、商業簿記の問1と問3では試験終了時間がだいぶ気にかかりました。そして、焦燥(あせり)から、基本的な事項でいくつかミスしてしまいました。

 

今回の試験結果はまだ先で、2009年12月の予定です。

日商簿記検定試験(第123回)2級を受検

本日 2009年11月15日に第123回日商簿記検定試験が実施され、わたしは2級を受検してきました。

東京・目白での受検でした。思ったより気温が高くなり、調節がちょっと大変でした。

日商簿記検定は、今回がはじめての受検です。今回の出題について、わたしにとっての難易度は、個別でみると難しい点もありましたが、全体的には例年どおりなのではないかと感じられました。

いくつかのスクールの Web サイトでは、解答速報が掲載されています。覚えている範囲、計算用紙にメモ書きしている範囲で、答え合わせをしてみました。これまでの学習のなかでの問題演習では、クリアできていた事項なのに、今回の本番でミスしてしまったものもいくつかあり、残念です。

それでも、商業簿記の問2と工業簿記の問5は、ほぼ正解していそうです。

工業簿記の問4は、各補助部門の部費の合計欄をそれぞれ記入していなかったことを思い出しました。それ以外は正解していそうです。

商業簿記の問3は、損益計算書の当期商品仕入高と 売上総利益、営業利益、当期純利益の金額を間違えました。営業費の未達事項と前払額を反映したかちょっと不安です。貸借対照表では、繰越利益剰余金と買掛金の金額を間違えました。

予想得点は、問1で12点、問2で20点、問3で8点、問4で10点、問5で20点、合計70点。どうだろうか・・・。厳しそうです。

成績票の発送予定日は 2009年12月18日の予定となっています。

 

お疲れ様でした。

プラス8点のための問題演習 日商簿記2級

2009年11月15日(日)に、第123回日商簿記検定試験が実施される予定です。

わたしは2級試験を受検します。が、だいぶ急仕上げで受検することになります。ここ3週間、問題演習を中心に対策してきていました。そして、直前の調整として、前回の第122回2級試験過去問題に、時間を計りながら挑戦してみました。自己採点してみると、100点満点中62点。合格基準は70%以上ですので、あと8点。合格は厳しそうです。

今回の試験日までの数日間と、次回のことを考えながら、Amazon.co.jp をみてみると、TAC出版から新刊の問題集が出版されていました。

 

プラス8点のための問題演習 日商簿記2級

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「授業で教わっているような新感覚問題集 テキストの知識を合格力に変える1冊」

 

試験で出題される問題への取り組み方が、とても丁寧にわかりやすく解説されています。わたしも、2008年に出版されたTAC出版の「問題演習」を利用しています。満点とまではいかないでしょうが、合格ラインぎりぎりまでなんとか引き上げてくれそうな気がしています。

 

今度の新刊のタイトルとは、なんというか、偶然で、あと8点の壁。

試験本番では、ミスを減らすように慎重に取り組みたいと思います。

 

同じく受検される方、ご健闘をお祈りいたします。

 

日商簿記検定試験の出題区分表の改定

商工会議所の検定試験の Web サイト http://www.kentei.ne.jp/ によりますと、「商工会議所簿記検定試験出題区分表」を改定し、日商簿記検定の平成 21 年 6 月(第 122 回)試験より適用することになっています。

この「区分表」は、「簿記検定試験の出題の基礎的な指針」として制定されています。「簿記検定試験が現時点において確定している新会計基準の設定・改正に対応したものになるよう」に見直されたとのことです。この背景には、国際財務報告基準(IFRS)のコンバージェンス(国際的収れん)の動きによるところが大きいようです。

今回の改定でよくいわれているのが「後入先出法の廃止」です。

簿記検定は、注目度の高い資格試験で、たくさんの受験書が発行されています。これにあわせて改訂版も発行されていますので、これから購入する際には確認してください。

 

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 (2011.08.28 21:00)