転換社債型新株予約権付社債とは

転換社債型新株予約権付社債とは、新株予約権を付した社債です。

転換社債型新株予約権付社債とは、新株予約権を付した社債です。転換社債、CB(Convertible Bond)ともいわれます。

額面 100 円あたり 100 円で発行されます。

一定期間内に発行会社に対し権利を行使すれば、あらかじめ定められた条件で、発行会社の株式に転換できます。また、権利を行使せずに保有し続けると、償還日に額面で償還されます。

株式に転換する際の1株あたりの額面金額を転換価格といいます。転換価格は発行時にあらかじめ定められています。

転換株数 = 

額面金額

転換価格

転換社債の価値を、株価と転換価格から評価するための理論価格をパリティ価格といいます。

パリティ価格(円) = 

株価

 × 100 

転換価格

 

さらに、転換社債の時価とパリティ価格の差を評価するためにパリティ乖離率が用いられます。一般に、パリティ乖離率が小さいほど、その転換社債の時価は、株価の動きと密接に連動しているとみられます。

パリティ乖離率(%) = 

転換社債の時価 - パリティ価格

 × 100 

パリティ価格

転換社債の時価がパリティ価格よりも高い状態(パリティ乖離率がプラス)を順乖離、パリティ価格よりも低い状態(パリティ乖離率がマイナス)を逆乖離といいます。

パリティ価格とパリティ乖離率の計算を試してみましょう

入力文字は、半角数字のみです。ただし、カンマ(,)も可。

結果は、この下段に表示されます。

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転換価格:

円(1~999,999,999)

株価:

円(1~999,999,999)

転換社債の
時価:

円(1~999)

 

新株予約権付社債

転換社債(転換社債型新株予約権付社債)、非分離型ワラント債(非分離型新株引受権付社債)は、新株予約権付社債の一種です。

ワラント債は、発行会社の新株を、あらかじめ定められた条件で購入できる権利が付された社債のことです。転換社債は、社債部分を株式に転換する権利が付されているのに対して、ワラント債は、新株を購入する権利が付されています。

非分離型ワラント債は、社債部分とワラント部分を分離して、別々に譲渡できないタイプです。

 

会社法における新株予約権付社債のポイント

参考として、会社法における新株予約権付社債のポイントをいくつかあげてみます。

・新株予約権付社債とは、新株予約権を付した社債をいう(会社法 2 条 22 項)。

・新株予約権付社債に付された新株予約権の数は、当該新株予約権付社債についての社債の金額ごとに、均等に定めなければならない(会社法 236 条 2 項)。

・新株予約権付社債については、原則として、新株予約権または社債の一方だけを譲渡・質入れをすることができない(会社法 254 条 2 項、254 条 3 項、267 条 2 項、267 条 3 項)。

・新株予約権付社債について、金銭の払込み要しないととすることが、新株予約権付社債を引き受ける者に特に有利な条件である場合(会社法 238 条 3 項 1 号)と、払込金額が新株予約権付社債を引き受ける者に特に有利な金額である場合(会社法 238 条 3 項 2 号)には、株主総会の特別決議が必要である(会社法 248 条、238 条 2 項、309 条 2 項 6 号)。