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『情報通信技術』に関するスキルのほかに、『情報セキュリティ』に関するスキルも重点テーマです。また、特に今後の『高速モバイル通信』と『インターネット』に注目していきます。

コーデック(CODEC)

コーデック(CODEC)には、主に次のような2つの意味があります。

 

(1)COder-DECoder

アナログ信号をデジタルデータに変換し、また、その逆の変換をする電子回路をいいます。関連する用語として、A/D コンバータ(または ADC:アナログ-デジタル変換回路)や D/A コンバータ(または DAC:デジタル-アナログ変換回路)があります。

また、信号やデータを一定の規則に従って符号化/復号する回路や装置、ソフトウェアのことを指す場合もあります。

この場合、エンコード(encode:符号化)、デコード(decode:復号)という用語もよく用いられます。

エンコード(符号化)を行う装置やソフトウェアはエンコーダ、デコード(復号)を行う装置やソフトウェアはデコーダと呼ばれます。

なお、エンコードは、符号化された文字コード(Shift_JISやEUC-JPなど)を指す用語としても用いられています。

 

コーデックは、変換に利用する技術・方法(アルゴリズム)を指す場合もあります。

 

(2)COmpresser-DECompressor

データを圧縮/伸張するソフトウェアのことをいいます。

そして、データを圧縮することや、圧縮に利用する技術・規格・方法(アルゴリズム)を指す用語として、エンコードが使われる場合も多くあります。

最近は、動画配信などマルチメディア通信に関連した技術が話題となることが多いので、コーデックやエンコードは、圧縮に関する用語としで登場することが多いようです。

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 (2011.08.28 21:00)