iseeit.jp 情報通信技術

『情報通信技術』に関するスキルのほかに、『情報セキュリティ』に関するスキルも重点テーマです。また、特に今後の『高速モバイル通信』と『インターネット』に注目していきます。

VLSM(可変長サブネットマスク)

サブネットマスクは本来、固定長ですが、サブネット化されたIPアドレスをさらにネットワーク内で細分化する方法があります。この方法をVLSM(Variable Length Subnet Mask:可変長サブネットマスク)といいます。

たとえば、ネットワークアドレス 192.168.0.0/24 において、サブネットマスク 255.255.255.128 を適用してサブネット化したときは、192.168.0.0/25 と192.168.0.128/25 の2つのサブネットワークに、それぞれ126台分のホストアドレスの割り当てが可能となります。

そして、VLSM を利用すると、さらにそのサブネットワークをサブネット化する、というようなことができるようになります。たとえば、

・192.168.0.0/25

(割り当てが可能なホストアドレス数は126)

・192.168.0.128/26

(割り当てが可能なホストアドレス数は62)

・192.168.0.192/26

(割り当てが可能なホストアドレス数は62)

というような3つのサブネットワークを構成することもできることとなります。

VLSM を利用する主な理由としては、IP アドレスの効率的な割り当てをすることにあります。

なお、VLSM に対応したルータおよび RIPv2、OSPF などのクラスレスルーティングプロトコルのサポートが必要です。

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 (2011.08.28 21:00)